真木雅子著 籐工芸よりデッカーレース作りに挑戦、
デッカーレースは花輪を作るときの土台・骨組みになるもの、リース アレンジ ベースの事です。
籐製品の材料は品揃えの良い小西貿易さんで購入、初挑戦なので質問しながら材料選びを教わりました。最小限の素材を準備するため、2.75mmの特級丸芯300gコイルと茶染も同じく300gコイルを用意しました。
最初のラタン丸芯を作り進めてる内に材料の長さが不揃いなことに気が付き、花びらの大きさが大小になるよう苦肉の策でアレンジしましたが、型にアクセントが付き良くできました。
茶染の籐材が少し固めで、二本なわ編みから追いかけ編みで立て芯の間隔を落ち着かせる箇所の編みがきつくなり、中心部分がベコベコと反るようになってしまいました。
編み始め十字組の部分は籐を水に濡らし編み糸を柔らかくし編み目を詰めるですが、立て芯を何本か折ってしまい、対策として力を抜き緩く編んで誤魔化しました。
自然の籐なので編み終えたあと、どうしても毛羽が出てしまいます。本ではガスコンロの炎にかざし毛羽を焼き取るとありましたが、本体まで焦がさないか?と心配になりガスライターの炎を大き目にして処理しました。チリチリと簡単に毛羽取りできたので、ガスコンロでやった方が便利そうです。
直径50cmほどのリース アレンジ ベースですが、自然のラタンの風合いを活かし生花・造花、ドライフラワーと何でも楽しく飾りつけ出来そうです。